宇宙飛行士が宇宙から地球に帰ってきたとき、
年をとってないという話を聞いたことがありますか？

すごく不思議に思えますが、この現象は相対性理論により説明が可能です。

「速く移動するほど、止まっているものより時間の進み方が遅くなるから」
移動速度が光速に近いと時間を超越してしまうからということらしいです。
なんかカッコいい。

デジタル大辞泉による「浦島効果」では、下記のように説明されています。

”たとえば光速度の99パーセントで進む宇宙船内の時計は静止系の約1/7の速さで進むため、
宇宙旅行から帰ってくると地球上では約7倍の時間が流れている。”

20歳から5年間、宇宙に行って地球に帰ってくると、地球では7倍の時間が経っているので、

自分は25歳だけど、同じ歳だった人が55歳になっているという計算になります。

結構な恐怖ですが、この現象を竜宮城から帰ってきた浦島太郎になぞらえて、

「ウラシマ効果」と名付けられたそうです。

理屈としては理解できるものの、実感はしにくいですね。

地球に来ている宇宙人たちも故郷に戻ると、
仲間が一気に老けているなんてことがあるのでしょうか。

ずっと光速移動を繰り返せば、いつまでも老けないなんてことも可能・・・？